夏の柑橘の王様といえば「バレンシアオレンジ」です。
この時期にしか食べられないめずらしい国産柑橘です。
その爽やかな芳香は、これからの季節にピッタリな味わいです。
糖度は温州みかん並みにあり、酸味と甘みのバランスが絶妙、また、果汁も豊富です。
「バレンシアオレンジ」は、世界的に広く生産されていますが、国内産となるとごく希少・・・。
というのも、日本では夏になると回青現象といって、一度黄色く熟したものが青みを帯びるようになります。
5月に花が咲いて収穫まで400日も樹上で熟成させるので、2度の春と夏を迎えることになります。その辺が、
経済栽培を難しくしているので、栽培農家も少なく生産が少ない希少な品種です。
和歌山でも海沿いの沿岸部だけで栽培されます。冬に霜がおりるところでは生産ができないためです。
ですが、その分、外国産とは違い大量の農薬(防腐剤・OPP・イマザリル etc)やワックスを使用していません。
ある意味「青みを帯びたのが国産の証」といえるのです。
やはり食すなら、国産がおススメということです。
≪食べ方≫
冷やしてスイカを切るようにナイフでスマイルカット!
生食はもちろん、半分に切ってから絞ると簡単生搾りジュースとなり、朝フルとして口いっぱいに美味しさが広がります。
また、ヨーグルトに入れたり、グラスに盛り付けるとおしゃれなデザートにもなります。
今年は小玉傾向にあります。
当初の見込み収穫量よりも約半分になってしまいました。
この時期にもなると、みかん山に農作物がなくなり、バレンシア畑にいのししくんや鳥害が集中します。オレンジの木の下の方は食害されます。
畑の中に、いのししの寝床があるくらいで、彼らにとっては別天地なのでしょうが・・・(;^_^A 生産者は困っています。
400日もの間、大事に大事に育てた「バレンシアオレンジ」をどうぞ、この夏はお楽しみください♪
※2021年の販売は終了しました※

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