こんにちは!ユートリーファーム公式オンラインショップのスタッフです。
みなさん、果肉まで赤いりんごをご存じですか?
りんごといえば、皮は赤くても、切ってみると中は白や淡い黄色……というのが一般的ですよね。
ところが、今回ご紹介する「紅の夢(くれないのゆめ)」は、包丁を入れてみるとびっくり。皮だけでなく、果肉までほんのり赤色に染まっているりんごです。
従来の赤肉りんごにありがちだった「渋くて生では食べにくい」という課題を克服し、酸味のきいた味わいを生食でも楽しめる珍しい品種なんです。今回は、そんな「紅の夢」の魅力を詳しくご紹介します。
果肉まで赤いりんご「紅の夢」とは?
「紅の夢(くれないのゆめ)」は、弘前大学農学生命科学部附属藤崎農場で育成された赤肉品種のりんごです。
2010年に農林水産省へ品種登録され、弘前大学が育成した「果肉まで赤いりんご」の第1号として知られています。
その名の通り、果皮の鮮やかで深い「紅色」とほんのり赤色の果肉が最大の特徴。外側だけではなく、内側まで赤い、カットしただけでも目を引く個性的なりんごです。
「紅の夢」はどうやって生まれた?
1994年に弘前大学で交配されたことをきっかけに育成されました。当初は「紅玉」に「スターキングデリシャス」の花粉を交配したものと考えられていましたが、後のDNA解析によって別の赤肉系統の花粉が自然に交雑したものと推定されています。「紅玉」の交配研究とミツバチが赤肉品種の花粉を運んだ偶然が重なって誕生したユニークなりんごです。
「紅の夢」はなぜ果肉まで赤いの?
紅の夢の赤い果肉には、アントシアニンという天然色素が関係しています。一般的な赤いりんごでは主に果皮に含まれていますが、「紅の夢」ではこの赤色色素が果肉にも存在するため、切ったときにも赤い色が現れます。
切ってみるまで分からない楽しさ
外から見ると濃い赤色の普通のりんごに見えますが、ナイフを入れると中から赤い果肉が現れる驚きも、紅の夢ならではの楽しみ方です。
果肉まで赤いりんご「紅の夢」の味の特徴は?
一般的なりんごのような「甘さ」をイメージして食べると、最初に感じるのはキュッとした酸味かもしれません。糖度は約13%、酸度は約0.9%とされています。
一般的なりんごである「ふじ」の糖度は約15%、酸度は約0.4%といわれていますので、「紅の夢」は他のリンゴと比べて随分と酸味を感じることができます。
01
しっかりとした酸味
甘いくだものだけでなく、はっきりとした酸味が味わいのアクセントになります。
02
渋味が少なく、生でも楽しめる
従来の赤肉品種にありがちだった渋味を克服し、生食でも楽しめる赤肉りんごです。
03
加熱すると赤色が映える
ジャムやアップルパイなどに使うことで、赤肉ならではの色合いを存分に活かせます。
「紅の夢」が珍しい理由
りんごには非常に多くの品種がありますが、果肉まで赤く色づく品種は一般的ではありません。「赤い果肉」と「生食できる味わい」の両方を楽しめることが大きな特徴であり、「見た目が珍しいだけではない、食べても楽しめる赤肉りんご」として注目されています。
「紅の夢」の大きさ・旬の時期は?
紅の夢は300〜350g程度と、比較的大きめの果実です。収穫時期は、青森県で一般的に10月下旬〜11月上旬頃とされる晩生種です。
【比較】生食できる赤肉品種「紅の夢」「ムーンルージュ」「ルビースイート」の違い
果肉まで赤いりんごの中でも、近年は生食で美味しい品種がいくつか登場しています。代表的な赤肉品種である「ムーンルージュ」や「ルビースイート」と比較してみましょう。
「紅の夢」は、他の赤肉品種と比べてもしっかりとした酸味があり、生食だけでなくお菓子作りやジャム加工にしたときの色合い・風味の良さが大きな魅力です。
それぞれの品種に異なる個性があるので、食べ比べをしてみるのもおすすめですよ!
「紅玉」とは?:「紅の夢」と「ムーンルージュ」のルーツ
今回ご紹介した「紅の夢」や、「ムーンルージュ」には、どちらも日本の代表的な酸味種りんご「紅玉(ジョナサン)」の血が受け継がれています。
紅玉は明治時代初期にアメリカから日本へ伝わった歴史ある品種で、小ぶりながらもキュッとした爽やかな強い酸味と、加熱しても崩れにくい引き締まった果肉が最大の特徴です。そのため、アップルパイやジャムなどの加工用りんごとして、長年パティシエや料理愛好家から絶大な支持を集めています。
「酸味を活かしたお菓子作りを楽しみたい」「昔ながらのしっかりとした酸味のりんごが好き」という方に、今なお愛され続けている名品種です。
「紅の夢」のおいしい食べ方・お菓子作り
紅の夢は、生のまま食べるのはもちろん、スイーツ作りにも大変向いています。
01そのままカットして:よく冷やした紅の夢をカット。シャキッとした食感と爽やかな酸味を楽しめます。
02アップルパイに:砂糖やバター、シナモンと合わせることで、酸味が引き立つ美味しさ!着色料を使わず赤い果肉が映える個性的な仕上がりに。
03ジャムやコンポートに:赤肉の色を活かした美しい色合いのジャムは、パンやヨーグルトにぴったりです。
白×赤のコントラスト!
白いりんごと組み合わせたり、ヨーグルトや生クリームなどの白い食材と合わせると、ホームパーティーでも目を引くデザートになります。
※スタッフが紅の夢を使用し作ったタルトとジャム
「紅の夢」の保存方法
りんごは乾燥や温度変化に注意しましょう。
冷蔵保存
乾燥を防ぐため、1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。
長期保存
普通冷蔵で約1〜2か月保存できるとされていますが、状態の良いうちにお召し上がりください。
「紅の夢」はどこで買える?値段は?
一般的な「ふじ」や「つがる」に比べると流通量がとても少ないため、産地直送の通販、農園のオンラインショップ、ふるさと納税などをチェックするのがおすすめです。価格はサイズや数量、時期によって異なります。
ユートリーファームの「紅の夢」は調理・加工用で販売しています
紅の夢を使って、ジャムやアップルパイなどのスイーツ作りを楽しんでいただけるよう、ユートリーファームでは「調理・加工用」の紅の夢を販売しています。
加工用ならではの特徴について
ユートリーファームで販売している紅の夢は、果皮にコルクスポットや多少の傷、色むら、大きさのばらつき、果肉の赤色が薄いものなどが含まれる「調理・加工用」です。そのため贈答用のような見た目の美しさを重視した商品ではありませんが、加熱やジャム作りなどにお使いいただけます。もちろん酸味が好きな方には、生食もオススメいたします!
【調理・加工用】青森県産「紅の夢」
3,564円(税・送料込)〜
購入・詳細を見る
よくある質問
紅の夢はどんなりんごですか?
弘前大学が育成した、中の果肉まで赤い赤肉りんご品種です。2010年に品種登録されました。
紅の夢は生で食べられますか?
はい。従来の赤肉りんごにありがちだった渋味が少なく、生食でもお楽しみいただけます。しっかりとした酸味が特徴です。
どんな料理やお菓子に向いていますか?
ジャム、アップルパイ、タルト、コンポート、ジュースなど、赤い果肉の色合いを活かしたスイーツ作りや加工に大変おすすめです。