あなたの食卓を少し特別に彩る、おいしさのひみつ

トマトのおいしさは甘さだけではありません。うまみ、酸味もおいしさを決める基準になります。
甘さ、うまみ、酸味は太陽の光をもとに作られます。そしておいしさの基本はトマトの木1本、1本がどれだけ光をたくさん利用できたかで決まります。
私たちはトマトが光を無駄なく利用できるよう、与える水と栄養・温度・湿度・葉の大きさ・茎の太さ等の条件すべてが最適となるように全力を尽くしています。

その大切に作られたトマトの1粒、1粒に塩による枷をかけ、さらにおいしさを凝縮しています。
そして、甘さだけでないみんなが「とりこ」になるトマトが生まれます。

南箱根農園トマトリコの仲間たち

南箱根農園スタッフ

トマトができるまで

1種まき

トマト作りの第一歩は種を小さいマス目のような鉢にタネを播きます。
なんだか簡単そうですが、実は油断厳禁!
土に含ませる水の量やタネ深さを誤るとトマトが上手に出てこれません。大事に丁寧に手作業で播いています。

2苗づくり

トマト苗専用の部屋で安全にすくすく成長してもらいます。
「苗半作」こんな言葉があるようにトマトの出来栄えがここで半分決まります。苗は赤ちゃんのようにデリケート。

美味しいトマトを作るために環境をコントロールされた部屋の中で大切に育てます。

3植え付け

とうとうこの部屋を出る時が来ました。虫や病気から守り大切に育てた苗たちは大きなハウスでも元気にぐんぐん育ってくれます。

4土の中の様子

畑とは違いこんなに小さい鉢ですが心配ご無用!トマトはぐんぐん根を張り、これからの成長を支えます。

5害虫、病気から守る

こんなに大きく育ってくれましたが、収穫までの道のりは長いです。
そんなトマトたちの成長にちょっかいを出す者たちがいます。カメムシのなかま、「コナジラミ」と仲良しのウイルス「TYLCV(tomato Yellow leaf curl virus)」です。

コナジラミは隙あらば仲間を増やそうと身を潜めています。まったく油断のならない強敵です。

6開花、実り

これまでの戦い、日々のお手入れの甲斐あって
トマトたちも立派な果実を実らせ始めます。ここからは秘伝の技で甘く、おいしいトマトを作るために水と肥料を調節していきます。

7収穫

きれいな赤色に染まればいよいよ収穫です。収穫されたトマトたちは糖度計で選別し出荷を待ちます。

私たち自慢の逸品で皆様が笑顔になれますように。

南箱根農園の場所

南箱根農園は、東を箱根外輪山、西を日本最深の駿河湾、南を天城連山、北を霊峰富士に囲まれた自然豊かな場所にあります。
一年を通して日本トップクラスの日当たりと冬でも温暖な気候を生かして大切に作っています。

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